1976年に登場した6000系は登場時は扉が赤く塗られていました。その後1984に登場した6500系からは扉の窓周りが白塗りで登場し、次第に従来の6000系も白塗りに変更され、3扉車のアクセントとなりました。扉の色が赤と白に塗り分けられていたのは通勤形電車であることを表すためだったようです。

その後1993年に登場した3500系からはダークグレーに変更され、6000系列と3300系(2代目)も3500系に合わせた塗装に変更されました。また、鉄仮面とよばれる6000系9・10次車・6500系1〜5次車・6800系1・2次車は全面の色合いも白からダークグレーに変更され、厳つい雰囲気が柔らかくなりました。

しかし3扉車が普及したことで将来的に本線系一般車両は全て3扉に統一されることと塗装工程簡略化を理由に2000年頃から扉の塗り分けが廃止されて赤一色に変更され、2005年に完了しました。但し、瀬戸線用に投入された6600系と6750系は当初から赤一色であった他、1995年から瀬戸線に転用された6000系は同時に赤一色に変更されました。また、6000系1〜8次車は元々は赤一色だったので厳密には登場時の塗装が復元されたことになります。

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